プロフィール  

 立体イラストレーター  昭和23年 11月30日生


マスコミ取材歴
 ・1996年、TBSTV朝の情報番組「ザ・フレッシュ」に似顔絵の達人で出演。
 ・1998年、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」にバトラーで出演。
 ・2006年、テレビ東京「TVチャンピオン、そっくり人形職人選手権」に出演。
 ・1991年より、週刊朝日の「山藤章二の似顔絵塾」に投稿。50回ほど入選。

垣口 彰宏
垣口 彰宏


経歴
 
  高校卒業後、画家を目指すが挫折。商社から印刷会社へとサラリーマン生活を送るが、
 35才で独立。デザイン企画会社ヴィス・プランニングを設立。主に広告印刷媒体業務
 を中心に平面イラストから立体イラストまで幅広く手掛ける。

作品の特長    そっくり人形からキャラクター人形まで
 
  立体そっくり人形は、似顔絵を週刊誌に投稿中、もっと面白いものはできないかと思い
 つき投稿、評価され数回入選を果たす。以来病みつきになり今日まで続ける。
 作風は、そのままリアルに表現するのでなく、デフォルメし特長だけをシンプルにそ
 しゃくし、再構築して表現している。得意ジャンルは政治家、スポーツ選手であるが
  芸能人、一般の人も制作している。(素材は主に石粉粘土を使用、アクリル絵具仕上げ。)

最近、取り組んでいるもの    漆・蒔絵の人形(温故知新)
 
  そっくり人形は、新しい試みとして、日本の伝統工芸の漆芸に着目し、その伝統の技法
 を活しそっくり人形という現代のサブカルチャーと本格的なカルチャーがドッキングするこ
 とにより、今までにない質と品性の高い人形が誕生。しかも耐久性1000年を越える究極
 の肖像人形造りを目指している。そっくり人形の概念を変えるものと自負している。
漆の技法とは    日本古来の伝統
 
  天平時代(800年頃)に、多くの仏像造りに用いられた脱乾漆という技法に着目。(有名な
 仏像として、奈良の興福寺の阿修羅像)。脱乾漆は、原型に麻布や紙、木くず粘土を
  巻つけ、漆を何回も塗り固め、中の原型を壊して取り出し、空洞にしてしまう技法である。
 大変軽く、壊れにくく、表面には金箔や螺鈿を施し、品の高い豪華な肖像人形を造る
 ことができる。しかも1000年はもつ品物。
漆・蒔絵の魅力    海外で人気
 
 日本の漆芸は、海外で評価が高く、過去多くの名品が流出している。大英博物館やボス
 トン美術館には多くのコレクションがある。Japanとは漆のことを言う。今の時代こそ
 この日本の伝統の素材を再評価すべきではないか。自然に優しく、洗礼された品質、
 豪華な意匠など日本の美を再発見させなければならない。

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